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最近、というかblog復活させた一ヶ月前に比べると文章が超イイカゲンになってるのが自分でも気になります。じゃぁちゃんと書けって言われても、だって暑いんだもん!暑気当たり暑気当たり。
- 『ワンダとダイヤと優しい奴ら』1988米 監督:チャールズ・クライトン ASIN:B00009XLL3
- モンティ・パイソン系の人たちが作った映画。コレは人によって評価が結構別れてると思うんですが。。。白状してしまうと僕はモンティ・パイソンはどうもダメなんですよね。ギャグが理解出来てないのか、理解してても笑えないのか、多分両方だとは思うんですがなんにせよ肌に合わない。
- ダイヤモンドを強盗した四人組。しかし仲間も出し抜いてダイヤモンドを手に入れようとするヤツが居たり裏切ったり裏切られたりウヒャーというお話。
- トイウワケでギャグは肌に合わない。ではストーリーはどうか、というとコチラも散漫な印象。シーンシーンで個々のキャラクターに焦点を合わせてエピソードを細切れにして繋げている感じなんですが、ドウニモコウニモ弱いとしか思えませんでしたよ。
- 好きな人はケヴィン・クラインの演技がキれてていいとか言ってますけど、僕らはもうタランティーノその他でもっとキてる演技見てますしねぇ。
- 『戦国野郎』1963日 監督:岡本喜八 ASIN:B00005GDW3
- 最近スッカリ喜八のトリコとなってる俺です。こういう、分かり易くて面白くてでも頭悪い感じではなくてっていう作品取れる人って今居るんでしょうかね。作品にリズムもあるし。最強の娯楽監督なんじゃないか、とか思うわけで。
- 武田忍者から抜けたキチ(加山雄三)は、キチを追ってきたものの何故かキチと一緒に忍びを抜ける事になった播磨(中谷一郎)と馬借の仲間に入り身を隠す。そこへ木下藤吉郎(佐藤允)が武田からチョロまかした鉄砲の輸送の依頼を受け、武田忍者から逃れつつも鉄砲の輸送をすることに。といった感じ。
- 加山雄三が予想してたよりコテコテしてない。若大将みたいなのを想像してただけになんかすごい安心しました。あんなにコッテリしてるのを今見たら暑さと相俟ってきっと吐く。
- しかしまぁ小を殺して大を取る権力のいやらしさ、みたいなのを浮き彫りにするところは『斬る』と一緒なんですが、こういうところがクドいっちゃクドい。
- ウサンクサ和製ジャズ風の音楽は聴いててニヤニヤしてしまう。ジャズと言えば高校くらいの時にwowowで見た『ああ爆弾』がもう一度見たいのに、近くのビデオ屋に置いてないですよfuck。
- 『マトリックス』1999米 監督:ウォシャウスキー兄弟 ASIN:B00005HC54
- ついに、ついに見ましたよマトリックス。結論から言うと結構楽しめましたよ。
- お恥ずかしい話、少し前まで「ハリウッド大作?うーんちょっと僕には合わないなぁ」みたいなスカしたガキだったんですが、今年の初めくらいから「ハリウッド大作を楽しめないのはまだまだ映画を全然知らないからじゃないのか?」とか思うようになりまして。アレですね、所謂江戸の粋用語で言う半可通ってヤツですね。通でもなし、かと言って素人でもなし、中途半端で一番嫌われるダメなタイプ。マトリックスはなじめなかった所もあるものの結構楽しめたので、やっと半可通脱却の第一歩が見えた感じです。
- それにしてもハリウッドはクレーンカメラ大好きですね。CGとか特殊映像使わないところはもう構図が型にハマっててそこがつまんねぇ。演出はネオが現実に目覚めて手術終わって起きるシーンの時間の経過とか、光るアイデアを感じるモノもあったりして、ナルホドとか思わせるのはさすがだなぁ。だから構図を!構図を!ヤレバデキルヨ!キット!
- 明らかにブルース・リーのオマージュなところとか笑ったんですが、あのタタミといいプチ東洋趣味といいワイヤーアクションといいいうさんくせぇなぁ。うさんくさくてカッコイイなぁ。アクションシーンはビルに突入するところが普通にカッコ良かった。やっぱカネをバンバン使うとハマった時には凄いカッコ良くなりますね。悲惨になることもかなり多いけど、アイデアがあるとやっぱかっこよくなるなぁ。あのCGだか特殊映像だかよくわからないやつ話題の映像もイカス。
- ただ、ラスト近くのどんでん返しがねぇ。ありゃ無いっすよね。こういうのがあるのがハリウッドの嫌な所の一つですよアタクシは。
- 『隠し砦の三悪人』1958日 監督:黒澤明 ASIN:B000086F7S
ダメだ、本当に映画のアレも前に比べてグダグダだ。眠くさえなけりゃもっとちゃんと書くのに!
*1:キーワード見てみたらなんか同姓同名の若いアイドルさんもいるみたいですね。ていうかそちらしか載ってませんが。