サックリ行きます。

  • ウディ・アレンの泥棒野郎』1969米 監督:ウディ・アレン ASIN:B00006HBM3
    • アレン初監督作品。アレンの犯罪暦をニュースポートレイト風に映していく作品。やはり初期作品ではコメディに徹してるなぁ。アレンのコメディはパンチが余り利いていない、というかギャグの場面を強調しすぎない。これはセラーズにも言える事だけれど。こういう作風は控えめな感じで非常に好きだ。今の日本のTVとか字幕まで入れやがって「ここで笑え」とか強調されてて本当にウザったい。っていうか観客ももう字幕入れてもらわなきゃドコが面白いかわからない人が増えてるんじゃないのか?ココでみんなと一緒に笑ってるっていう安心感が欲しいんだろうか?
    • アレンは監督ではないけど脚本・主演作の『ボギー、俺も男だ』を久々に見たくなってきた。どうせなら『カサブランカ』と続けて見ようか。
  • 『忍者と悪女』1963米 監督:ロジャー・コーマン ASIN:B00008OK2G
    • レトロ怪奇コメディー映画ですよ。エドガー・アラン・ポーの「大鴉」をコーマン御大が映画化したんですがプヒャー。タイトルからしてマジメに語る気になれない素晴らしい作品ですよ。ストーリー要約はこちら*1を参照して頂くとしましょう。
    • 見所は序盤のカラスから戻す薬を作るところ。「どんなうさんくさい材料が出てくるのかな」とここでニタリニタリ。あと、ヤハリ魔法合戦も見所。レトロ風味の特撮が否が応にも物語を盛り上げ!るこたぁないんですが、のほほんと「次はどんな手で来るのかな」と思わせてくれます。ここでまたニタリニタリ。七の七倍の七倍ライオンいる、ここでひとつニタリニタリ。
    • あと若き日のジャック・ニコルソンが出てます。後年の怪物っぷりはマダ見受けられないものの、『リトルショップオブホラーズ』といいコーマン作品には結構出てますね。

全く関係ないですが映画系の素晴らしいサイトを一個。

http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Theater/4362/