犯人はヤス

katanga2005-02-08

坂口安吾『不連続殺人事件』の犯人は乙のつく人。
いきなりネタバレをしたのは、普段ネタバレに気を使って戦々恐々とする気の小さい自分が嫌だったからなんですが、不連続殺人事件読んだの高校のころなんでうろおぼえすぎて乙のつく人が本当に居たのかどうかも怪しい昨今、皆さんご機嫌如何でしょうか。こんばんは、katangaです。
 
京都に戻ってきたのはいいものの、昨晩はヒーターが壊れていてリアル生命の危機。長嶋茂雄風に言うといわゆるひとつのライフがデンジャーだったわけでありまして、凍死する前にヒーターを買いに行ってまいりました。今現在、わが傍らに侍り橙色の光を照らすハロゲンヒーターのなんと可愛い事よ!あぁ暖かい。
ヒーターを買った後、予定の空いていた友人と合流して古本屋に寄ったりラーメン食ったりフラフラしておりました。京大の付近に古本屋が多いのですが、行動範囲外で余り行った事が無かったので、もう結構京都に住んでいながら中々新鮮でありました。イヤー、今まで古本屋とかそんなに行かなかったのですが、変な本が沢山あって楽しい楽しい。古今東西のメガネの歴史について網羅した『眼鏡大全』みたいな本が物凄くほしかったのに、物凄く豪華な作りでお値段も15000円たぁトテモじゃないが手の出る値段じゃねぇ。図版も非常にステキで、懐に余裕があったらウッカリ買ってしまうトコロでした、危ねぇ危ねぇ。しかし、昔のドイツ映画とかによく出てくる片眼鏡*1、アレはモノクルと言うのですが、アレがうさんくさくて素敵。ジジイになったら老眼鏡はモノクルで作ろうと思うので、似合うジジイにならねばなるまい、と決心した次第。

*1:あの怪盗ルパン(1世のほう)とかフリッツ・ラングが掛けているアレ