だるいのでサックリ。
そういえばビデオ屋に『ベルリン忠臣蔵*1が置いてあったんですけど怖くて借りれないですね。話を聞いている分には面白いけど、見るとなると確実に詰まらないというのが当確だからなんですが。言わばエド・ウッドの同類。

  • 泥棒株式会社』1960英 監督:ロバート・デイ
    • ピーター・セラーズの泥棒コメディー。近くのビデオ屋にはもう未見のヤツは無いだろう、とか思ってた矢先ですよ。ヒマだったからスミからスミまで探してたのが功を奏したようでウヒョア。
    • 結論から言うと、まだ初期セラーズのせいかあんまりキれた演技をしてないのが残念。ギャグもそんなに面白くないし演出のテンポも凡庸な古コメディー然としててだるいし。まぁ実際に凡庸古コメディーなんだから仕方ないんですけど。
    • ピーセラファン以外は見なくていいかもしれません。オープニングのイラストは可愛かったんですけどね。
  • 『独立愚連隊』1959日 監督:岡本喜八 ASIN:B00005GDW0
    • 一日一喜八。ざわ・・・ざわ・・・
    • 太平洋戦争の北支戦線を舞台にした映画ですが内容はまぁ盛り沢山。サスペンスあり戦闘あり復讐ありロマンスあり友情ありなんだかよくわからない人あり。それらをうまく纏めてらっしゃる。ザ・娯楽!と言う感じ。ナイスですなぁ。
    • 主演・佐藤允の人を食った演技はナイスだし中谷一郎は相変わらずカッコイイ。まぁ喜八組のいつものメンツなわけですけど。そういえば『隠し砦の三悪人』の上原美佐が出てたんですが、ココでもとんでもない大根演技。それに比べると雪村いづみなんてかなり達者ですよね、比べると、ですけど。つーか雪村いづみが滅茶苦茶かわいいんですよ畜生。雪村いづみに関しては以前[今日の曲]カテゴリかなんかでウヒャウヒャ言いましたけど、こんなに可愛かったとは思いませんでしたよ。畜生。
  • 『ニッポン無責任時代』1962日 監督:古沢憲吾
    • ご存知植木等、ご存知クレイジーキャッツの半ミュージカルコメディー。ドハハ。こういうのに手ェ出したら後はどんどん深みにハマるだけ、とか思って控えてたんですけどついにやっちゃいましたね。さすが、一世を風靡するだけはある軽さと楽しさ。当時の流行語と思われるモノが出てくるところは苦笑いですが、そこはご愛嬌でしょうか。でも変なポーズで「ガゼンハリキっちゃうよー」とか言い出した時は爆笑しました。
    • 口八丁手八丁、C調男・平均(たいらひとし・植木等)の無責任な会社コメディー。出世してクビになって出世して。イヤー、このしたたかさと軽さと全く深刻にならない演出は大衆コメディのお手本ですね。曲も有名なモノばっかなんで、歌が入ると一緒に口ずさんでしまったりで、俺はオッサンか。
    • 飲んだビールが五万本♪
    • 今、なんとなく小西康晴植木等クレイジーメガミックスを流しているんですけど、やっぱオリジナルの方がいいなぁ。
    • ど〜せこ〜の世はホンダラッタホーイホイ ホンダラダホンダラダホンダラホダラホダラダホイホイ♪
    • これ、よく考えると作詞の青島幸男は天才ですね。「どうせこの世はホンダラッタホイ」って意味はサッパリわかりませんが、こんなに意思(ソウル)のガンガン伝わってくる歌詞なんて他にねぇぜ!?