ホント映画館殆ど行かずにビデオとかDVDとかばかりで欲求不満。今年はまだ2・3回しか映画館行ってないんじゃないか。
まぁ昨日の分含めサックリ行きます。

  • 『怪談・呪いの霊魂』1963米 監督:ロジャー・コーマン ASIN:B00008OK2F
    • ロジャー・コーマンエドガー・アラン・ポー怪奇シリーズの一つ。とは言ってもなんか作中でネクロノミコンとか言ってたし、これラヴクラフトじゃないんですか?ポーはモルグ街しか読んだ事ないし、ラヴクラフトは読んだ事がないのであやふやなんですが。
    • 最近こういうのを見るのが多いのは頭使わなくていいから。じゃぁ映画見るな、とか言われそうですが、見たいけどダラダラしたいというやる気のない感じが最近の基本です。夏が悪いんです。暑いの嫌いなんです。
    • さっぱり感想になってないのも夏がいけないんです。えーと、忍者と悪女よりはまともでした。
  • 『斬る』1968日 監督:岡本喜八 ASIN:B00005GDVZ
    • 主演は仲代達矢市川雷蔵主演の同名映画もあるらしいのですがそちらは未見。
    • 若い侍達が藩の為に悪家老を斬る、というクーデターを起こすがそれも別の悪家老に利用されて…という時代劇。と言っても話の中心に据えられるのは元侍の無宿人と侍になりたい元百姓。エンタテイメント時代劇としてプロットもしっかりしてるし、中々の佳作。仲代達矢の飄々としたとぼけた演技がいい味を出しております。
  • 『殺しの烙印』1967日 監督:鈴木清順 ASIN:B00005Q7NK
    • わけがわからなくて超cool、とアチコチで評判の映画。なんですが。そこまでワケがわからないワケじゃない。シーンやカットごとでみると、いきなりどうなったのかわかんないとこが多々あるのですが、大局的に見ると大まかな流れは掴め。。。たのかしら?でもやっぱ『荒野のダッチワイフ』の方がわけわかんねぇ。どちらにしろとても日活的な映画ではあるんですが。
    • 映像は評判どおりスタイリッシュ。というか尖ってて荒荒々しくて金属的で温度が低い感じの映像。無頼派とでも言うべき映像感覚とセリフの流れは当時の日活に顕著なモノだったと思うんですが、うらやましくカッコ良い反面近寄り難い印象も。
    • 真理アンヌはモノクロでの色っぽさが尋常じゃないな。