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あー、さっき書いたことをもう一回書くのは非常にタルい…しかも覚えてないし。
- 『座頭市二段斬り』1965日 監督:井上昭 ASIN:B0000C9VHA
- 『ビートルジュース』1988米 監督:ティム・バートン ASIN:B00005HC6A
- 『ピンクパンサー2』1975英 監督:ブレイク・エドワーズ ASIN:B000064OP7
- 夏ごろにDVDBOXが出るとの未確認情報で矢も盾もたまらず借りに行った。あぁ。ピーター・セラーズ最高!
- ピンクパンサーと言えば例のピンク色の細長い人気キャラクターですが、元々実写だったっていうのを知らない人も多いのではないでしょうか。とにかく俺はこの映画が大好きで大好きでもう…感想を簡単に言えば爆笑。見ろ!マジで!マジでもう見てください本当に。
- 何が素晴しいってまずピーター・セラーズ扮するクルーゾー警部のダメっぷり。物をよく壊します。しかも地味に。物をよくぶちまけます、しかも地味に。
- クルーゾーのみならず他にもブチぎれキャラクターがわんさか出てきます。上司のドレフュスは文字通り狂ってるし、謎の東洋人ケイトーのクレイジーっぷりも爆笑。
- それのみでなく音楽がまた泣けるくらい素晴しい。あの有名なテーマソング含めヘンリー・マンシーニの音楽は全面的にステキ。映画音楽といえばエンニオ・モリコーネだとかバート・バカラックの方が人気は高いようですが俺は断然マンシーニ派です。ジャズスタンダードのムーンリバーも実はマンシーニ作曲です。あなたの知らないマンシーニ。90年代末くらいからののモンドミュージックとかラウンジミュージックの流れで多少再評価はされていたようですが。
- 簡単にストーリーを説明すると、世界一デカいダイヤのピンクパンサーが盗まれたのでクルーゾー警部(キチガイ)が奪還に向かいますよ、と言うお話。普通、こういうマヌケな刑事役というのは、ミスをぶっこくけどそのお陰で本人は意図せず逆に犯人に近づくと言うのが定石ですが、クルーゾーの場合はそれどころじゃないです。最後の最後まで歯車が狂いっぱなし。犯人に近づくどころじゃなりません。まぁ本当のラストでは犯人に近づくんですが、それは本当にラスト10分のことですし、クルーゾーはさっぱり何もしません。そこがイカス。ひょっとしてネタバレですかねコレって。まぁ気にしない。
- オチのシーン、詳しくは書きませんがコレ、今地上波じゃ放送できませんね。『カリガリ博士』オチとある意味同系統なわけで。DVD化されてもちゃんと収録されるかどうかすごく心配。
- 一番笑ったシーンとか書こうと思いましたがやめときます。マジ見てくださいマジで。